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高校球児のけが防止へ初の講習会 倉敷で県高野連、検査や実技指導

けがを防ぐためのトレーニング法を学ぶ球児=倉敷マスカット
けがを防ぐためのトレーニング法を学ぶ球児=倉敷マスカット
 岡山県高野連は5日、県内の高校硬式野球部員を対象にした初めての「障害予防講習会」を倉敷市のマスカットスタジアムで開いた。医師や管理栄養士、トレーナーらが協力し、肘の超音波検査や、けが予防のストレッチの実技指導を行った。

 1年生の投手を中心に約230人が参加。体に異常がないかを自分でチェックする方法や、肩甲骨、股関節の可動域を広げるトレーニングについて学んだ。

 講義では、岡山大大学院医歯薬学総合研究科准教授の島村安則医師が投球障害のメカニズムを解説。日常的な姿勢の悪さや疲労によるフォームの悪化によって神経や血管が圧迫される「胸郭出口症候群」が起こると、肩や肘の故障につながりやすいことを紹介した。

 参加者のうち、約40人は肩や肘の再検査が必要とされ、県高野連の宮武一士理事長は「ショックな数字だが、早く気づけたことは良かった。けがで野球を諦める子どもを減らしていきたい」と話した。

 日本高野連などが進める「高校野球200年構想」の一環。講習会は今後も毎年開いていく予定。

(2019年05月06日 12時22分 更新)

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