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結核のゾウ・ふくにCFで遊具 福山市立動物園、“21歳”祝う

プレゼントされた遊具を転がして遊ぶふく
プレゼントされた遊具を転がして遊ぶふく
 福山市立動物園(芦田町福田)の人気者で、結核療養中の雌のボルネオゾウ・ふくが29日、“21歳”を迎え、同園と市内の遊具メーカーの開発したオリジナル遊具「ごろごろローラー」がプレゼントされた。

 遊具は金属製で円筒形。直径70センチ、長さ140センチ、重さ200キロ。中にえさが入る構造となっている。同園がふくの支援を呼び掛けて昨年行ったクラウドファンディング(CF)で集まった資金の一部を活用し、ストレスを軽減する目的で作製された。

 この日は放飼場で誕生を祝う記念イベントがあった。家族連れらが見守る中、ふくは鼻を使って遊具を転がし、中に入っている落花生や黒砂糖を落として食べるなどして楽しんだ。

 ふくは2001年4月28日に推定3歳で来園した。この日を“誕生日”とし、毎年29日に記念イベントが開かれている。16年3月には結核感染が判明し、投薬治療を行っていた。現在は経過観察中となっている。

 CFで寄付をした女性(38)=愛媛県松山市=は「遊具には全国のみなさんからの愛情が詰まっている。ふくちゃんが楽しそうにしていて良かった」と話した。

(2019年04月30日 18時43分 更新)

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