山陽新聞デジタル|さんデジ

奈義で「横仙歌舞伎」住民ら熱演 春季公演、舞や殺陣に大きな拍手

多くの来場者が楽しんだ横仙歌舞伎の春季公演
多くの来場者が楽しんだ横仙歌舞伎の春季公演
 江戸時代から伝わる岡山県奈義町の地下(じげ)芝居「横仙(よこぜん)歌舞伎」(県重要無形民俗文化財)の春季公演(町教委など主催)が29日、同町中島東の松神神社歌舞伎舞台で開かれ、県内外から訪れた約300人が昔ながらの伝統芸能を楽しんだ。

 地元住民でつくる「中島東松神座」を中心に開催。演目は、都落ちした源義経の後を追う恋人の静御前と家臣佐藤忠信の掛け合いを描いた「義経千本桜 道行初音の鼓」。華やかな衣装の演者6人が、心情を巧みに表現した舞やスピード感あふれる殺陣を見せると大きな拍手が送られた。

 町内の「こども歌舞伎教室」に通う小学1年~高校1年の15人は、政争に巻き込まれた三つ子が敵味方に分かれて争う「菅原伝授手習鑑(てならいかがみ) 吉田社(やしろ)車曳(くるまびき)」を披露した。

 友人と初めて訪れた津山市の女性(76)は「細かい動きまで練習された素晴らしい舞台。子どもたちも堂々と演じ、伝統がしっかりと受け継がれていることに感動した」と話した。

(2019年04月29日 22時16分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ