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「ど根性ひまわり」咲かせよう 矢掛・中川小に児童ら種植える

ど根性ひまわりの子孫の種を植える児童ら
ど根性ひまわりの子孫の種を植える児童ら
 復興の花を咲かせよう―。昨年7月の西日本豪雨で浸水被害を受けた中川小(岡山県矢掛町本堀)の児童らは29日、東日本大震災の被災地で芽を出した「ど根性ひまわり」の子孫の種を校庭に植えた。

 宮城県石巻市で2011年、津波や塩害に遭いながら花を咲かせた「ど根性ひまわり」は、復興のシンボルとして子孫の種が全国に広まっている。同小には、知人から“9代目”の種を譲り受けた「花セラピスト」の野上美香さん(52)=岡山県勝央町=が夫の和宏さん(56)とともに届けた。

 この日は児童や地域住民、野上さん夫婦ら約80人が参加。校庭の花壇に指で穴を開け、種約700粒をそっと置いていった。7月ごろに開花予定という。

 同小6年女子(11)は「中川小や矢掛町の復興を願って植えたよ」。野上さん夫婦は「大輪の花を見ながら、他の被災地と共に復興に向けて頑張ってほしい」と話した。

 同小は豪雨により床上1・5メートル付近まで浸水。児童たちは1月に授業が再開されるまで、近隣の小学校に通っていた。

(2019年04月30日 00時10分 更新)

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