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シンポで「社会鍋」山室軍平語る 6月6日、岡山・さん太ホール

 連続シンポジウム「慈愛と福祉の先駆者たち」(山陽放送学術文化財団主催、岡山日蘭(にちらん)協会共催、山陽新聞社など後援)の第5回「地の塩となった社会事業家 山室軍平」が6月6日、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールで開かれる。明治時代後期、キリスト教に基づく社会事業を展開した「救世軍」の伝道者となり、「社会鍋」と呼ばれる街頭募金などの活動に身をささげた山室(1872~1940年)の生涯と思想を語り合う。

 新見市哲多町の貧しい農家に生まれた山室は、16歳でキリスト教に入信し、軍隊式の組織を持つ救世軍に共鳴した。日本人初の伝道者に任命されると、社会鍋をはじめ、遊郭で働く女性たちの解放や、失業者のために無料で職業紹介所を開くなど、聖書で世の腐敗を防ぐ象徴とされる「地の塩」のごとき活躍を見せた。

 シンポジウムでは、室田保夫・京都ノートルダム女子大特任教授が山室の思想の成り立ちや特徴について話し、林葉子・同志社大助教が国際的な視点から救世軍の女性解放運動を解説する。

 午後2時開会。入場無料。はがきに氏名、住所、電話番号を書き、〒700―8580(住所不要)、山陽放送学術文化財団へ申し込む。ファクス(086―225―5046)、メール(nichiran@rsk.co.jp)でも受け付ける。5月10日締め切り。応募多数の場合は抽選。

(2019年05月04日 17時11分 更新)

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