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豪雨被災乗り越え大正琴演奏会を 総社で30日、真備で5月13日

演奏会に向け練習に励むメンバー=真備公民館箭田分館
演奏会に向け練習に励むメンバー=真備公民館箭田分館
 倉敷市真備町地区と総社市、岡山県矢掛町の大正琴愛好者でつくる「琴名流大正琴吉備支部」は30日と5月13日、総社市などで第33回演奏会を開く。メンバーの多くが西日本豪雨で被災したが、地区内外からの支援を得て開催にこぎ着けた。「優雅な響きと元気な姿を見てもらいたい」と練習に熱を入れている。

 琴名流は名古屋市に本部がある大正琴の流派の一つ。吉備支部は倉敷市真備町、総社市、矢掛町の20~80代約40人が所属する。昨年7月の豪雨により15人が被災した上、活動拠点の真備公民館箭田分館(倉敷市真備町箭田)も浸水被害を受け使えなくなった。

 総社市のメンバーの紹介で、中央公民館浅尾分館(同市門田)が練習場所を提供、名古屋市の本部が楽器をなくしたメンバーに新しい楽器を贈呈するなど支援が相次いだおかげで、8月下旬に活動を再開した。今年3月からは箭田分館も使えるようになり、週1回の練習を重ねてきた。

 演奏会は、毎年会場に使っていたマービーふれあいセンター(倉敷市真備町箭田)が使えないため、30日に浅尾分館、5月13日に箭田分館で、同じプログラムで開催。メンバー35人が出演し、歌謡曲や邦楽曲など、25曲を演奏する予定。

 木村成子代表(73)=倉敷市=は「支えてくれた皆さんに感謝の気持ちを伝えたい。元気に前を向く姿をぜひ見に来て」と呼び掛ける。

 両日とも午後0時半開演。入場無料。

(2019年04月28日 13時41分 更新)

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