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「令和」掲げるカエルアート話題 直島「浮球工房」で公開

「かわいい」と人気を集める「令和」の額を掲げたカエルのアート=直島
「かわいい」と人気を集める「令和」の額を掲げたカエルのアート=直島
 新元号「令和」と書かれた額を掲げるカエルのアート作品が、「かわいい」と香川県・直島で話題を呼んでいる。5月1日の改元が迫る中、「平成を振りカエルとともに、新しい時代をむカエル機運を盛り上げたい」と作者の直島漁協職員の落海考人(おちうみ・なるひと)さん(42)。島の玄関口・宮浦港近くにある落海さんの「浮球(うきたま)工房」で見られる。

 カエルのアート作品は、落海さんが2006年ごろからつくり始め、壊れたり古くなったりして不要になった球形の浮き「ブイ」(直径30センチ)を再利用。プラスチック製の表面を電動のこぎりで切って、愛らしい表情のカエルに生まれ変わらせている。今回は、新元号の発表を受け制作を思いついた。

 一連の作品は「なおしま浮球かえる」と命名し、これまでに手掛けた数は約300体。飲食店の店先や郵便局前など“現代アートの聖地”と呼ばれる直島のあちこちに飾っており、今では島のシンボル的なキャラクターとして定着している。

 落海さんは「『無事帰る』『生き返る』といった言葉にあるように、カエルは縁起の良い生き物として知られる。令和を迎え、もっと直島が“栄える”ことを願っている」と笑顔を見せる。

(2019年04月24日 16時15分 更新)

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