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桃に傷「せん孔細菌病」で注意報 岡山県が発令、発生拡大の恐れ

せん孔細菌病で斑点ができた桃=県病害虫防除所提供
せん孔細菌病で斑点ができた桃=県病害虫防除所提供
 岡山県は23日、桃に傷などが生じる「モモせん孔細菌病」の拡大が懸念されるとして、県内全域に防除対策を促す注意報を発令した。発令は2年連続となる。

 モモせん孔細菌病は、剪定(せんてい)した枝の切り口などから木に病原菌が侵入し、春先から増殖して枝の変色や早期落葉などを引き起こす。果実では針で突いたような褐色の斑点ができ、やにが出たり、亀裂ができたりして出荷できなくなる。

 県病害虫防除所が19日に県内28農園で定期調査を実施し、半数の14農園で発病を確認した。1~3月の気温上昇などが影響したとみられる。梅雨期に風雨で病原菌が飛散し、まん延の恐れがあることから注意報を出した。

 昨年は被害が止まらず、1シーズンで2回の注意報を出した。県農産課は「発病した枝の除去や薬剤散布、早めの袋掛けを徹底してほしい」としている。

(2019年04月23日 20時35分 更新)

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