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核燃料7体、プール建屋に移送 福島、廃炉作業の環境整備へ

 使用済み核燃料プールから搬出のため、東京電力福島第1原発3号機(上)から出発する燃料を載せたとみられるトレーラー(中央下)=23日午前11時20分(共同通信社ヘリから)
 使用済み核燃料プールから搬出のため、東京電力福島第1原発3号機(上)から出発する燃料を載せたとみられるトレーラー(中央下)=23日午前11時20分(共同通信社ヘリから)
 15日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールから燃料を取り出す様子のモニター画面
 15日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールから燃料を取り出す様子のモニター画面
 東京電力は23日、福島第1原発3号機の原子炉建屋にある使用済み核燃料プールの燃料7体を収納した輸送容器を、トレーラーで原発構内の共用プール建屋に移送したと明らかにした。炉心溶融(メルトダウン)を起こした1~3号機のプールから燃料が搬出されたのは初めて。

 廃炉作業を進める上で強い放射線を出す核燃料はリスクになっており、移送によって作業環境の整備が一歩進んだ形。

 7体を搬出後も3号機には使用済み燃料と未使用燃料計559体が残る。共用プールが法令点検に入るため搬出作業は一時中断し、7月にも再開する。2020年度中に全て共用プールへ運び入れる計画だ。

(2019年04月23日 14時50分 更新)

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