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「令和」初日は大安 婚姻届多数か 自治体は特別窓口や当直増員

岡山市が婚姻届の提出窓口を設ける岡山城の不明門。事前に応募があった県内外353組の門出を祝福する
岡山市が婚姻届の提出窓口を設ける岡山城の不明門。事前に応募があった県内外353組の門出を祝福する
「令和」初日は大安 婚姻届多数か 自治体は特別窓口や当直増員
 新元号「令和」の初日となる5月1日まで10日余り。改元に伴う10連休のさなかだが、大安も重なり、自治体に婚姻届を出すカップルも多いとみられる。岡山県内27市町村では岡山、総社、浅口市は特別・臨時窓口を開設。倉敷、津山市や勝央町など6市町は通常の祝日と同じ当直対応ながらも人員を増やして備える。記念品を贈るなどして祝福する自治体もある。

 「予想をはるかに超える反響の大きさに驚いている」。岡山城の不明門(あかずのもん)に婚姻届の特別窓口を開設する岡山市の担当者が言う。

 同市ではオリジナルの届け出書類を用意し、100組限定で特別窓口への届け出を受け付ける予定だったが、県内外の353組から応募があり、急きょ全ての申し込みに応じることにした。市への婚姻届は元日やクリスマスイブといった多い日でも20件程度といい、その18倍近くに上る計算。市は日付入りの備前焼ペアカップなども手渡し、歴史的な日に門出を迎える2人の思い出づくりを演出する。

 総社市は市役所に臨時窓口を設け、婚姻届以外に出生届と転入届も受理する。いずれも写真入り記念証や紅白餅を贈るほか、新婚カップルには10組限定で結婚式の貸衣装代として5万円を助成する。

 浅口市も婚姻届の臨時受け付け窓口を開設し、日付入りのフォトフレームや岡山天文博物館の入館券などをプレゼント。10組程度を見込むが、市秘書政策課は「記念品は臨時窓口を閉めた後に訪れるなどしたカップルにも後日渡す」とする。

 婚姻届を巡っては、「1」が六つ並んだ1999年の平成11年11月11日には各地の自治体で婚姻届を提出するカップルが相次いだ。倉敷市は「今回は大安でもあり、さらに大勢が訪れる」とみており、市役所本庁舎と水島、児島、玉島の3支所で宿日直の職員を増員。瀬戸内市と勝央町では本庁舎で日直時間に職員を増やし、津山、高梁、真庭市は日中に担当課の職員が待機する予定。このうち勝央町は記念撮影用のボードと記帳台を設ける。

 特別な対応を予定していないとする自治体でも、通常通り守衛室などで婚姻届や出生届を受理する。未処理の書類がたまることが予想されることから、「5月1日と連休最終日(同6日)は職員が出勤して処理作業を行う」(笠岡市市民課)といった自治体もある。

(2019年04月18日 23時02分 更新)

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