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江戸、明治スター画家の逸品堪能 県立美術館特別展21日限り

長沢芦雪の「蹲る虎図」(左)など多彩な絵画を楽しむファンら
長沢芦雪の「蹲る虎図」(左)など多彩な絵画を楽しむファンら
 岡山市北区天神町の岡山県立美術館で開催中の特別展「江戸の奇跡・明治の輝き」(山陽新聞社など主催)は21日限り。伊藤若冲(じゃくちゅう)や円山応挙、横山大観らスター画家の逸品が一堂にそろう貴重な機会を見逃すまいと、18日も詰めかけた多くの美術ファンでにぎわった。

 江戸中期から明治にかけて、日本絵画の黄金期を彩った70人の168件を展示。華やかな金箔(ぱく)屏風(びょうぶ)や豪快な水墨の大作が並ぶ会場で、入場者の癒やしとなっているのがユーモアあふれる作品群だ。猫のように丸々としたトラを大胆な墨線で表した長沢芦雪(ろせつ)の「蹲(うずくま)る虎図」、大きな袋を広げた白隠慧鶴(えかく)の「布袋図」は愛きょうたっぷり。

 呉春が京都の名所を描いたすごろくや、組体操のようにポーズをとる人物や花鳥で文字を表した富岡鉄斎の軸もあり、岡山市北区の女性(35)は「芦雪の作品は遠くで見るとかわいらしく、近づくと迫力満点。とにかく見どころが多く、時間を忘れて楽しみました」と話していた。

(2019年04月18日 22時44分 更新)

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