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豪雨水没の写真 持ち主を捜索 真備のボランティアセンター保管

まび復興支援ボランティアセンターで預かっている写真
まび復興支援ボランティアセンターで預かっている写真
 西日本豪雨で水没した写真の洗浄活動を続けているまび復興支援ボランティアセンター(倉敷市真備町箭田)は、同町地区内で活動したボランティアの参加者が見つけた写真の持ち主を捜している。これまで約80枚を預かっており、同センターは「思い出を記録したかけがえのないもの。心当たりがあれば、連絡してほしい」と呼び掛けている。

 写真は、ボランティア参加者が昨年11月から今年1月まで、井原線吉備真備駅の高架下や同センター付近で清掃活動を行った際、武道大会のメダルや掛け軸などと一緒に拾得した。豪雨で家屋が浸水し、流されたとみられる。

 L判、卒業アルバム、二つ折り台紙とさまざまで、白無垢(むく)姿の女性、学芸会で歌う園児、夜景を背景にポーズする女児と保護者などが写っている。傷みが激しいものも一部あるが、顔がはっきりと分かる写真が多い。

 同町内で開かれたイベントなどでブースを設けて持ち主を捜してきたが、見つからなかったという。一部は洗浄作業を行ったが、残りは乾燥させて劣化を防ぎながら保管している。

 同センターは昨年9月から写真洗浄を行っており、現在、被災者から依頼を受けた約11万枚の写真を預かり、作業を進めている。

 作業の運営や指導を行っているグループ「あらいぐま岡山」の福井圭一さん(48)=東京=は「依頼があった写真を優先して処置しているので、拾得した写真には手が回っていないのが現状。持ち主が分かれば、できる限りきれいに洗浄して返却したい」と話している。

 写真は、センター前の元田集会所(真備町箭田)で14日以降の土日曜午前9時~午後4時に確認できる。問い合わせは同センター(086―697―0111)。

(2019年04月14日 08時12分 更新)

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