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玉野市が競輪場を建て替え整備 民間の設計・建設で22年完成

老朽化が進み、建て替え計画がまとまった玉野競輪場
老朽化が進み、建て替え計画がまとまった玉野競輪場
 玉野市は、老朽化した玉野競輪場(同市築港)を建て替える第1期施設整備計画をまとめた。概算の総事業費20億円で、早ければメインスタンドなどを2020年から解体し、22年の新施設完成を目指す。

 同市によると全国に43ある競輪場では初の試みとして、市が事業費を負担して民間事業者が施設の設計から建設、運営までを担うDBO(デザイン・ビルド・オペレート)方式を採用。民間のノウハウで運営の効率化、サービスの向上を図ることで、年間1億円以上の節減を見込む。

 競輪場を4ゾーンに分けて段階的に整備する。第1期計画はメイン観戦ゾーン、正門付近のエントランスゾーンの二つから着手。残りの市民交流、管理運営ゾーンは2期以降で計画する。レースの休止期間はできる限り短くするという。

 4階建て延べ約4800平方メートルのメインスタンドは1981年の新耐震基準以前の72年に完成。耐震補強が必要な上、雨漏りや壁のひび割れなど老朽化が目立つ。

 新施設ではメインスタンドに現在は場内5カ所に点在する車券の発売所、事務所などを集約。エントランスゾーンの整備内容は今後検討する。施設内は完全分煙とし、防災拠点にもなる。

 事業費は競輪場の整備基金13億円と地方債(借金)の7億円で賄うが、基金積み立て、地方債の返済に競輪の収益を充てるため、実質的に市税の投入はないという。

 市競輪事業課は「玉野競輪は市の歳入の大きな柱。若い世代が足を運んでくれるような新施設としたい」とする。

(2019年04月13日 16時11分 更新)

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