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世良公則さん作曲の大学歌初披露 福山市立大入学式、明るい曲調

歌に込めた思いを話す世良さん(右)と江崎さん
歌に込めた思いを話す世良さん(右)と江崎さん
初披露された大学歌に聞き入る福山市立大の新入生ら=リ-デンローズ
初披露された大学歌に聞き入る福山市立大の新入生ら=リ-デンローズ
 福山市立大(港町)の入学式が4日、松浜町のリーデンローズで行われ、学部と大学院研究科の計272人が希望を胸に新たな一歩を踏み出した。市出身のアーティスト世良公則さん作曲の大学歌が初披露された。

 田丸敏高学長が「これからの勉強は学力を競い合う受験勉強ではない。真理を探究し、社会の発展に寄与するために謙虚に学んでいってほしい」と式辞。新入生を代表して都市経営学部の井上茉奈美さん(18)が「市立大で学べる喜びを胸に、さまざまな問題解決に貢献できる人材を目指して視野を広げていく」と宣誓した。

 式後には学生と教員の有志が檀上に登場し、初披露となる大学歌「Road To The Future」をピアノの軽やかなリズムに乗せて歌った。新入生はこれから始まる学生生活を思い浮かべながら聞き入っていた。

 教育学部の男子学生(18)は「小学校の先生になるのが夢。勉強もサークルも楽しみたい」と話した。

■世良さん「未来へ歩んで」


 福山市立大の入学式会場には、大学歌を作曲した世良さんと、一般公募で作品が歌詞に選ばれた市出身の公務員江崎誠さん(47)=東京都=も訪れ、歌の完成と新入生の入学を祝福した。

 歌は、未来に向かって広がっていくようなイメージの明るい曲調。歌詞には同大のキャッチフレーズ「キャンパスは街 学ぶのは未来」のほか、<きつい登り坂も 果てのない下り坂も 重ねた知恵を糧にして 明日に輝き放て><我が学び舎は 時を超え永遠(とわ)に>などのフレーズが盛り込まれ、学生へのエールや学校への思いが感じられる内容となっている。

 歌を聴いた江崎さんは「大学生活の中で、すぐそばにいて、寄り添えるような大学歌になってくれれば」、世良さんは「福山や皆さんの将来への願いが詰まった曲。ここから未来に向かって歩んでいってほしい」と述べた。

 同大は2011年に開学したが、これまで大学歌はなかった。今後、卒業式などでも歌っていくという。

(2019年04月04日 20時55分 更新)

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