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新元号 採用文字に好意的反応 予想募集の岡山県内2図書館 

「令和」の額を展示する久米南町図書館の職員
「令和」の額を展示する久米南町図書館の職員
 新元号が「令和(れいわ)」に決まった1日、予想を募っていた岡山県内の二つの図書館では、職員らが新元号の発表に大きな関心を寄せた。予想の中に“正解”はなかったが、多くに含まれた「和」の文字を採用した元号を好意的に受け止めた。

 久米南町図書館(同町下弓削)には3月末までに町内外から91件の予想が寄せられた。「安久」が5件で最も多く、「安永」「大成」「和平」の各2件が続いた。使われた文字で多いのは「和」23件、「安」22件、「永」12件など。「令」はなかった。

 「新元号を考えることで新しい時代を祝う前向きな気持ちになってもらえたと思う。平和への願いを込めた『和』が使われたことはうれしい」と、企画した国忠敬子さん(58)。職員が早速、「令和」と揮毫(きごう)した額を用意し、元号の予想を張り出していたコーナーで「平成」の額に追加して展示した。

 笠岡市立図書館(同市六番町)には35件の予想が届き、「永和」「和平」「光和」など「和」を用いた案は5件あったが、「令」を含む応募はなかった。

 職員はニュースで新元号を確認した直後に紙に大書してロビーに掲げた。典拠となった「万葉集」に関する図書コーナーも開設した。図書館司書長谷川智恵さん(37)は「令和は音の響きがきれい。りんとしつつも穏やかな印象」と語った。

 同図書館は21日まで、平成時代のベストセラーやポケットベルなど懐かしの品を集めた回顧コーナーも設けている。

(2019年04月02日 10時10分 更新)

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