山陽新聞デジタル|さんデジ

高梁とイタリアでアニメ合同製作 まちづくり研、21年上映目指す

映画「RED HANDS」の一場面=備中高梁まちづくり研究所提供
映画「RED HANDS」の一場面=備中高梁まちづくり研究所提供
 高梁市を拠点にアニメ製作を行う株式会社「備中高梁まちづくり研究所」は28日、イタリアの映像製作会社「サトバ・フィルムズ」と合同でアニメ映画「深紅~SHINKU」(仮題)を作ると発表した。2021年の上映を目指す。

 18年10月にイタリアで上映され、児童虐待や子どもの心の成長を描いた30分の短編アニメ「RED HANDS」(フランチェスコ・フィリッピ監督)を約100分の長編に再構築。登場人物の潜在意識を表現する際に用いる手描きアニメを同研究所が担う。

 同研究所プロデューサーを務める吉備国際大アニメーション文化学部の井上博明教授とフィリッピ監督が、同大を運営する学校法人・順正学園(岡山市)が交流協定を結ぶイタリアのボローニャ大で17年に知り合ったのが契機となり、合同製作に発展した。

 高梁市内で製作発表会があり、井上教授と同研究所の藤岡孝社長、プロデューサーのミケーレ・ファサーノ氏らが出席。ファサーノ氏は「井上教授らと価値観が一致した」とし、藤岡社長は「日本とイタリアのアニメ技術を融合させ、世界に発信したい」と述べた。

 同研究所はアニメによる地域活性化を目指し、地元経営者らの出資で17年8月に設立。儒学者山田方谷の教材用CGアニメなどを手掛けている。

(2019年03月28日 21時43分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ