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岡山県警が就業体験事業に力 開催頻度や内容充実、人材確保へ

インターンシップの一環で特殊詐欺に関する啓発ちらしを配る大学生ら=2月15日、岡山市の表町商店街
インターンシップの一環で特殊詐欺に関する啓発ちらしを配る大学生ら=2月15日、岡山市の表町商店街
 学生優位の「売り手市場」の就職戦線が続く中、岡山県警が大学生らを対象にしたインターンシップ(就業体験)事業に力を入れている。優秀な人材確保に向け、開催頻度や内容の充実に努めている。

 県警は昨年2月、大学3年生の就職活動が本格化する時期を控え、初めてインターンシップ(4日間)を実施。県警察学校(岡山市)を拠点に、指紋採取などの鑑識活動や110番を受けた際の指令体験、自分らで考えた特殊詐欺被害の防止策を記した啓発ちらしを街頭で配るなどのプログラムを提供した。

 2018年度は7月にも1日限りで行い、高校生ら他の年代にも対象を広げた。前年に続く大学生向けの2月開催(13~15日)では、職務質問や水平に張ったロープを渡る救助体験なども新たに加え、県内外から集まった男女25人に業務をPRした。

 「職場の雰囲気を全身で感じ取ることができ、警察官になりたい気持ちがより強まった」と、参加した岡山商科大3年男子学生(20)。

 県警によると、18年度の警察官の受験者は659人で、10年間で4割減少。17年度の受験倍率は過去最低の3・5倍(18年度4・8倍)に落ち込んだ。県警警務課は「インターンシップ事業のさらなる充実策を検討したい」としている。

(2019年03月19日 22時34分 更新)

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