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矢掛・中川公民館の豪雨復旧完了 利用再開、住民の明るい声戻る

復旧工事が完了し、利用が再開された中川公民館
復旧工事が完了し、利用が再開された中川公民館
中川公民館の復興を願って水彩画を寄贈する井田さん(右)
中川公民館の復興を願って水彩画を寄贈する井田さん(右)
 昨年7月の西日本豪雨で浸水被害を受けた中川公民館(岡山県矢掛町本堀)の復旧工事が完了。利用が再開され、地域活動の拠点に住民たちの明るい声が戻ってきた。

 小田川に近い中川公民館は豪雨により最大床上1・5メートルまで浸水し、休館を余儀なくされた。復旧工事では壁や床を修復したほか、空調設備などを更新。総事業費は備品の購入費を含め約4300万円を見込んでいる。

 一般利用は3月初めに再開され、地域住民が会合などで次々と訪れている。調理室は調理器具が整っていないため、4月以降の利用再開となる見通し。

 18日には矢掛町在住のイラストレーター井田万美子さん(36)が、町地域おこし協力隊の梅崎亜美さんとともに中川公民館を訪れ、復興を願って描いた水彩画を高月憲二郎館長に手渡した。

 水彩画には、中川公民館に子どもたちが楽しげに駆け寄ってくる様子が描かれており、「地域の方々が前向きになれるよう、明るいイメージで仕上げた」(井田さん)という。

 高月館長は「復興のシンボルとして館内に飾りたい」と感謝し、「マイナスからの出発だが、復興への道のりを地域住民とともに歩んでいきたい」と決意を新たにしていた。

(2019年03月19日 19時46分 更新)

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