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岡山市が公用車に燃料電池車 1台導入、移動や環境催しに活用

岡山市が公用車に導入した燃料電池車
岡山市が公用車に導入した燃料電池車
 岡山市は18日、水素で走る燃料電池車(FCV)1台を公用車に導入した。走行中に二酸化炭素(CO2)を排出しないエコカーで、職員らが日常業務での移動に使うほか、環境啓発イベントなどで展示して市民にアピールする。

 導入したのは、トヨタ自動車が一般向けに販売する4人乗りの「MIRAI(ミライ)」。タンクに詰めた水素を酸素と化学反応させて発電し、モーターを動かして走る。水素の補充は「水素ステーション」で3分程度ですみ、約650キロ走行できる。

 市はトヨタレンタリース岡山(南区新保)と、約487万円で約5年間のリース契約を結んだ。市役所本庁舎駐車場であった納車式で、同社の梶谷俊介社長からモデルキーを受け取った大森雅夫市長は「排出するのは水だけという低炭素社会の実現に向けて最適な車。市民に宣伝し、よい環境をつくることをPRしたい」と述べた。

 市は、改訂市地球温暖化対策実行計画(2016~25年度)で、30年度までにCO2などの温室効果ガスを13年度比で26%削減する目標を設定。ミライの販売価格は約727万円で、市はFCV購入時に50万円を補助する独自制度を設けている。

 県内でFCVを公用車に採用した自治体は倉敷市に続き2例目。岡山市内では昨年、県内初となる一般向けの水素ステーションが南区藤田にオープンした。

(2019年03月18日 22時27分 更新)

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