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「桃源郷ラビリンス」カフェ再現 表町商店街に17日オープン

「桃源郷ラビリンス」カフェ再現 表町商店街に17日オープン
 岡山を舞台にした小説「桃源郷ラビリンス」(小学館文庫)を活用して、地域活性化を目指すプロジェクトが進んでいる。作品を舞台、映画、ゲームアプリへと展開する計画。その一環として、作中に登場する古民家カフェが岡山市中心部の表町商店街へ再現され、17日にオープンする。

 「桃源郷ラビリンス」は、岡山市にある古民家カフェ「桃源郷」の若き店主・吉備桃太郎が主人公。面倒見の良い桃太郎の元に、不思議な縁に引き寄せられるように、犬、猿、キジと呼ばれる「ワケあり」な男性たちが集まってくる―というストーリー。作者は県出身・在住の岡山ヒロミさんで「桃太郎が現代に転生したら」という着想から生まれた。昨年8月に出版された。

 カフェは複合施設「ヒバリ照ラス」の1階(約125平方メートル)。作品の世界観を再現し、和風の落ち着いた雰囲気の内装とした。物語に登場する鶏団子入りのみそ汁やクッキーなどを味わうことができる。テーブル、カウンター、座敷の計28席。営業時間は午前10時半~午後9時。水曜定休。

 舞台化計画も進み、4月に東京、岡山で公演。漫画やアニメを原作とする「2・5次元ミュージカル」の俳優として活躍する鳥越裕貴さん、高橋健介さんらが出演する。今秋には映画化も予定し、カフェで撮影を行う。

 同作のプロモーション会社「桃源郷」(岡山市)の成広義武CEOは「小説、舞台、映画のファンを増やすことで、カフェを全国から人が集まる聖地にしたい。岡山の良さを伝える情報発信基地の役割も担っていきたい」と話している。

(2019年03月16日 10時56分 更新)

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