山陽新聞デジタル|さんデジ

卒業前に被災した母校を訪問 真備中生、教室にありがとう

慣れ親しんだ教室に戻り、残された黒板に母校への感謝の言葉をつづる生徒
慣れ親しんだ教室に戻り、残された黒板に母校への感謝の言葉をつづる生徒
思い出の校舎をバックに各クラスで記念撮影も行った
思い出の校舎をバックに各クラスで記念撮影も行った
 大好きな教室、ありがとう―。西日本豪雨で校舎が被災し、倉敷市立真備東中敷地内のプレハブ校舎を利用している真備中3年生が12日、卒業式を前に母校を訪れ、黒板にメッセージを記したり、記念撮影をしたりして思い出を心に刻んだ。

 3クラスの全約80人がスクールバスを使って約8カ月ぶりに“登校”。校舎をバックに集合写真を撮った後、被害の爪痕が残る1階の教室へ入り、黒板に「真備中大好き」「楽しかった」などと1人ずつチョークで思いを書き連ねた。

 自宅が浸水し、総社市のみなし仮設住宅で暮らす男子生徒(15)は「ここで出会った先生に憧れ、教員になる目標ができた。実現して真備へ戻り、母校に恩返ししたい」と話した。

 真備中卒業式は14日、市内の他の中学から1日遅れて真備東中体育館で実施。母校での様子を記録した写真は、式当日分と合わせて5月に配布する卒業アルバムへ収める。

(2019年03月12日 21時50分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ