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玉島で倉敷まきび支援学校卒業式 被災体験胸に高等部54人旅立ち

卒業証書を受け取る倉敷まきび支援学校高等部の生徒たち
卒業証書を受け取る倉敷まきび支援学校高等部の生徒たち
 昨夏の西日本豪雨で校舎が被災した倉敷まきび支援学校(倉敷市真備町箭田)の高等部卒業式が11日、玉島市民交流センター(同市玉島阿賀崎)で行われ、卒業生54人が被災体験を胸に学びやを巣立った。

 式では、佐藤一法校長が代表3人に卒業証書を手渡し「被災による環境変化にもめげなかった皆さんに強さを感じた。新たな目標へ向かって頑張ってほしい」と激励。山辺美紀さん(18)が「豪雨の直後は不安が強かったが、友達や地域との新しい絆も生まれた。すてきな社会人になれるよう見守ってください」と答辞を述べた。

 高等部の生徒は豪雨の後、プレハブの仮校舎を利用しており、校舎の復旧工事は8月末までに完了する見込み。食品会社への就職が決まっている卒業生の男子(18)は「工事が間に合わなくて残念だけど、学校が元に戻ったら、ここでまたみんなと会いたい」と話した。

 小中学部の児童生徒は、現在通学している別の特別支援学校3校でそれぞれ卒業式を行う。

(2019年03月11日 21時38分 更新)

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