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米国人カイルさん消防操法大会へ 久米南町消防団で初の外国人

真剣な表情で練習に励むカイルさん
真剣な表情で練習に励むカイルさん
 岡山県久米南町消防団初の外国人団員として昨春入団した米国人のホルツヒューター・カイル・ロナルドさん(41)=同町=が、10日に行われる町消防操法訓練大会に初めて出場する。本番を目前に控え、消防団特有の規律を習得しようと練習を重ねている。

 カイルさんは同町の自然や人情に引かれ、17年3月に移住。左官や農業などに取り組んでいる。消防団には同年4月1日付で入団。町西部の山間地域にある上籾、中籾地区を担当する同消防団第3分団第1部に配属された。

 同部が出場するのは小型ポンプ操法。4人のメンバーが協力して約60メートル先の標的に向けてホースをつなぎ、放水姿勢を取るまでの一連の動作の正確さやタイムを競う。カイルさんは、ポンプの操作などを行う。

 2月上旬から週3回、町民運動公園(同町上弓削)で行われている練習に参加。先輩団員や指導に訪れた津山圏域消防組合職員らのアドバイスを受け、基本動作を繰り返している。「一連の流れはマスターできたと思う」とカイルさん。「規律に関わる細かい動きが難しいが本番が楽しみ」と意欲を見せる。

 人口減や高齢化によって消防団員のなり手が不足する中、同部責任者の森尾利孝部長(46)は「地域では貴重な即戦力。のみ込みも早いので期待している」と話している。

 小型ポンプ操法の部には10チームが出場し上位3位までが4月に美咲町で開かれる久米郡大会に臨む。

(2019年03月07日 19時17分 更新)

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