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西東三鬼賞最優秀 福岡の深町さん 秀逸に津山の妹尾さんら

深町明さん
深町明さん
 津山市出身の俳人・西東三鬼(1900~62年)を顕彰する「第26回西東三鬼賞」(同市教委などでつくる実行委主催)の入賞者が1日発表され、最優秀の西東三鬼賞に福岡県朝倉市の会社員深町明さん(51)が選ばれた。

 受賞作は「冷蔵庫流れたと姥(うば)わらへりき」。2017年7月の九州北部豪雨でボランティア活動を行った際に出会った高齢女性から着想を得たといい、深町さんは「被災して大変な状況にもかかわらず、けなげに笑って頑張っている姿に心を打たれた」と話す。

 国内外の17~100歳の704人から5059句の応募があり、現代俳句協会の寺井谷子副会長ら3人による選考で、深町さんの句は「至難を乗り越えてきた姥のたくましさが刻まれた」などと評された。

 秀逸10句と入選30句も公表され、岡山県内からは秀逸と入選2句で妹尾武志さん(85)=津山市、秀逸で衣里堊(えりあ)さん(51)=美咲町、入選で沢紅子さん(69)=同市=の計3人が選ばれた。

 西東三鬼(本名・斎藤敬直)は現代俳句協会を立ち上げるなど活躍し、「新興俳句の旗手」と呼ばれた。30日に市内のホテルで表彰式が開かれる。

(2019年03月01日 20時25分 更新)

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