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旭電業

届いた材料をチェックする髙橋さん
届いた材料をチェックする髙橋さん
旭電業第二本社社屋。壁面に透過性ソーラーパネル使用
旭電業第二本社社屋。壁面に透過性ソーラーパネル使用
道路インフラ工事部
髙橋景虎さん(24) 福山大学工学部卒


高速の安全 照明で守る
入社の動機


 大学では電気電子工学と機械工学を広く学んだので、それを生かせる仕事に就きたいと考えていました。出身地の広島にも電気系統の会社は数多くありますが、大学の就職課で多くの先輩が働いていると聞き、興味を持ちました。明るい社風で、面接時にとても話しやすいと感じたことから入社を希望しました。

仕事内容

 昨年4月の入社時から所属している道路インフラ工事部の主な仕事は、高速道路とその付随施設の照明の新設や取り換え、撤去です。入社直後は、事務所で書類の作成や、工事に必要な材料の手配・管理を行っていました。その現場でどの材料が必要なのかわからないと準備ができず、同じような材料がたくさんあるので覚えるのが大変でした。一度、発注した材料と違う品が届いていることに気づかず、作業員さんに迷惑をかけてからは、仕様書や説明書での確認、品番もきちんと照らし合わせています。

 現場では、工事に必要なケーブルの長さや本数などの調査、機械の試験を行った上で、照明柱を撤去して、新たに設置します。現在担当しているのは、瀬戸大橋の照明の取り換えです。転落防止のための安全帯の着用が必要ですが、景色がよくて気持ちのいい現場です。

やりがい/目標

 最もやりがいを感じたのは、夜の高速道路で自分が立てた照明の下を走る車を見た時です。道路の安全を守る仕事をしているんだと実感しました。これまでいろいろな現場で行ってきた調査では、以前よりスムーズに、より的確に調査を終えることができるようになりました。そんな時は、自分が成長できていると感じうれしくなります。

 間近な目標は、材料の手配や書類作成などの小さなミスをなくすこと。一つ一つしっかりと確認するよう心がけています。将来的には、一級施工管理技士の資格を取得したいと思っています。確かな技術を持っている客観的な証拠になりますし、一定規模の公共事業の受注に欠かせない資格なので、会社にも貢献できると考えています。

就活生へ

 就活の開始が遅かった私は、準備不足から最初に受けた会社の面接でちゃんと答えられませんでした。そこで大学の就職課に相談したところ、当社を勧めてくれ、面接の練習などにも対応してくれました。その経験からやりがいのある仕事に就くには、失敗しても前向きに動くことが大切だと思うようになりました。電気設備業界や施工管理の仕事に興味がある方は、ぜひ当社を訪ねてみてください。

旭電業株式会社
所在地 本店:東京都世田谷区上馬2-27-23
    本社:岡山市南区西市433-4
電話番号 086-243-7921
ホームページ https://www.asahi-dengyo.co.jp
資本金 9000万円/売上高 106億円(2023年9月期)/社員数 299人(男性256人、女性43人)/事業内容 電気設備工事の企画・設計・施工など/事業所 東京、大阪、岡山に支店・営業所計9カ所/採用実績 15人(2024年)

(2024年03月01日 06時50分 更新)

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