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岡山で「コーヒーのための器展」 過去最大5千点並ぶ

5000点以上が並ぶ会場で品定めする来場者
5000点以上が並ぶ会場で品定めする来場者
 岡山市北区出石町のギャラリー・アートスペース油亀で、恒例の企画展「珈琲(コーヒー)のための器展」が開かれている。全国各地からコーヒー好きの芸術家が参加し、一杯の味わいを豊かにするためにアイデアを凝らした器を出品する展覧会で、今年で10回目を迎える。過去最大規模となる59人の制作した5000点以上の作品が並んでいる。24日まで。

 陶器、磁器にとどまらず、木工、ガラスなど幅広い分野の作家が出品している。カップと皿のセットやマグカップ、ミルク入れやシュガーポットなどを展示販売する。

 エスプレッソなどにぴったりの小さなカップ、カフェオレにも使える大ぶりのカップなど、味の好みに応じて選べる多彩な器が並ぶ。持ち手が馬の顔になっていたり、カップの飲み口を狭めて冷めにくくしていたりと、デザインや機能を工夫した作品も多い。

 展覧会は、交流のある作家にコーヒーに一家言ある人が多いことから2010年にスタートした。同ギャラリーの柏戸喜貴代表(40)は「いかにおいしくコーヒーを飲むかを追求した作品を集めている」と話す。

 出品作家と柏戸代表が、飲み口の形や手触りなどを相談しながら作り上げた品も並ぶといい、「きっとお気に入りの1点が見つかる。コーヒータイムを盛り上げてほしい」と呼び掛ける。

 展示は午前11時~午後7時。入場無料。火曜休み。問い合わせは油亀(086―201―8884)。

■器展に合わせ催し、毎回違う味や菓子販売

 アートスペース油亀では、珈琲のための器展の会期中、コーヒーを楽しむ多彩なイベントがある。

 店内の一角では、喫茶室と銘打ち、出品作家の器でコーヒーを提供(1杯500円、菓子付き)している。豆は、作家たちが行きつけのカフェから仕入れており、毎日違う味を楽しめる。

 週末には県内外の人気コーヒー店による「出張ドリップ」が行われる。3月9日は「Mellow Coffee」(高梁市)、24日は「nakayama coffee」(京都府)が来場する。

 コーヒーのお供として、焼き菓子やチョコレートを販売するほか、画家・吉行鮎子さん=岡山市=によるコーヒーをテーマにした絵画の展示、ドリップ教室などもある。

(2019年03月03日 09時49分 更新)

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