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児童安全へ学生ボランティア団結 13大学・短大から連絡会参加

学生を代表し、決意表明する岩本さん(中央)
学生を代表し、決意表明する岩本さん(中央)
 防犯ボランティアに携わる岡山県内の学生でつくる「県学生防犯ボランティア連絡会」が27日発足した。児童の見守りなどに取り組む13大学・短大の団体が参加し、学生間で情報共有を図りながらパトロールや啓発活動での連携策を探る。県警によると、同様の連絡組織は中国地方で初めてという。

 子どもが巻き込まれる事件が全国で後を絶たないことなどから、近年、県内の大学・短大で防犯ボランティア団体が相次ぎ発足。現在は計約300人の学生が、通学路のパトロールや幼稚園での防犯教室などに取り組んでいるという。

 連絡会の立ち上げは、県警が昨年2月に開催した学生向けの防犯イベントがきっかけ。学生同士の意見交換会で連携の機運が高まり、有志が会合を重ねて準備を進めてきた。当面は各団体が実践している活動について情報交換し、連携内容を検討していく。

 この日は岡山市内で発足式が開かれ、学生をはじめ、県警や県防犯協会の関係者ら約50人が出席した。荻野英俊・県警生活安全企画課長は「若い力によって県内全域にボランティア精神が広まることを願っている」と激励。学生を代表して岡山理科大2年岩本優希さん(19)が「学校の垣根を越えて一致団結し、各種活動に取り組みます」と決意を表明した。

 式後、活動の在り方について意見交換。「お互いの良い活動を取り入れていこう」「パトロールやSNS(会員制交流サイト)を使った啓発活動を一緒にしてはどうか」といった声が上がった。

 連絡会への参加大学・短大は次の通り。

 岡山商科大▽岡山理科大▽川崎医療福祉大▽川崎医療短大▽環太平洋大▽吉備国際大▽県立大▽山陽学園大▽山陽学園短大▽就実大▽就実短大▽新見公立大▽新見公立短大

(2019年02月27日 22時57分 更新)

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