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玉野の病院統合「否定しない」 三井E&S、連携協議で市に回答

 玉野市は27日の市議会代表質問で、市立玉野市民病院と玉野三井病院の連携協議について、玉野三井病院を運営する三井E&Sホールディングスから「現時点で経営統合を否定するものではない」との回答を得ていることを明かした。当初めどとしていた3月末にこだわらず協議を継続する。

 協議の進ちょく状況を問われ、西村薫三病院事業管理者が答えた。西村氏は「(赤字が続く市民病院の)収支改善がまだまだ相手に十分安心を与える状況に至っていない」と現状を分析。収支改善を強力に推し進めるとともに、包括協定を結んでいる医療法人平成博愛会(徳島市)を交え、新病院の建設費も含めた上で実現性の高いモデルを示すなどの交渉方針を説明した。

 黒田晋市長は「玉野三井病院との地域医療連携は、運営形態や手法などの問題はあっても、10年先、20年先の玉野の医療を支えていく形として望ましい」と述べ、「地域の方々から必要とされる、質の高い安定した医療を提供できる医療機関をつくり上げるため、全力を挙げて交渉している」と、あくまで合意を目指す考えを表明した。

(2019年02月27日 19時37分 更新)

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