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岡山県内で高齢者犠牲火災相次ぐ 1~2月で3人、警報器の設置を

女性の遺体が見つかった津山市の火災=24日未明
女性の遺体が見つかった津山市の火災=24日未明
 岡山県内で今年に入り、高齢者が犠牲になる火災が後を絶たない。26日までに亡くなった4人のうち、身元が判明している3人全員が65歳以上。警察や消防は、逃げ遅れたケースがあるとみており、火の取り扱いに注意するとともに、火災警報機の設置や点検を呼び掛けている。

 県警などによると、24日未明に津山市で1人暮らしの女性(72)方が全焼し、焼け跡の1階から1人の遺体を発見。行方が分かっていない女性とみられる。原因は調査中だが、2階がよく燃えており、逃げ遅れた可能性もあるという。

 ほかの火災死者は、1月12日に岡山市の女性(84)、同28日に倉敷市の男性(75)、今月5日に高梁市の男性(88)。いずれも出火時は1人で在宅していた。

 県消防保安課によると、昨年の火災による死者は27人。うち高齢者は全体の6割を占める17人に上り、少なくとも5人は逃げ遅れが原因とみられる。

 逃げ遅れ対策に有用とされる火災警報器の県内設置率(昨年6月現在)は75・7%で、全国平均(81・6%)を下回る。同課は「警報器の確実な設置とともに、電池切れなどの点検も必要」としている。

(2019年02月26日 22時54分 更新)

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