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宇野のチヌが瀬戸芸へ“お色直し” 玉野市が家庭ごみを募集

瀬戸内国際芸術祭に向け、リニューアルされる「宇野のチヌ」
瀬戸内国際芸術祭に向け、リニューアルされる「宇野のチヌ」
 岡山、香川県の瀬戸内海を舞台として4月に開幕する現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」(瀬戸芸)に向け、玉野市の宇野港に展示されているアート「宇野のチヌ」がリニューアルされる。作品はごみや海の漂流物で作ったオブジェで、作業は3月9~12日。市は“お色直し”のための家庭ごみを募集する。

 宇野のチヌ(全長約6メートル、高さ約3メートル)は瀬戸芸が初めて開催された2010年に、アートユニット・淀川テクニックが宇野港第1突堤に設置した。鉄製の枠組みに、さまざまなごみをうろこなどに見立てて取り付けている。

 常設され、港のシンボルとして親しまれているが、常に潮風にさらされている上に、昨年相次いだ台風の影響もあって劣化が進んでおり、開幕を前に手直しする。

 集めるごみは家電やおもちゃ、衣類などで、大きさは5~50センチ。作業期間中、午前10~11時と午後1~2時に作品展示場所で受け付ける。前回16年の瀬戸芸から加わった「宇野コチヌ」も同様にリニューアルする。

 期間中は、淀川テクニックの柴田英昭さん(42)=真庭市出身=らが作業する。柴田さんは「『いらない』とされた物を使い、アートとして価値を生み出したところを(見た人が)面白がってくれている。不要となった思い出の品も持ってきて」と呼び掛ける。

 雨天中止。問い合わせは市商工観光課(0863―33―5005)。

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(2019年02月25日 16時44分 更新)

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