山陽新聞デジタル|さんデジ

岡山駅東口新デザイン案明らかに 路面電車乗り場は後楽園イメージ

JR岡山駅東口広場のデザイン案。路面電車の乗り場の屋根に県産木材を採用し、軌道敷は緑化する
JR岡山駅東口広場のデザイン案。路面電車の乗り場の屋根に県産木材を採用し、軌道敷は緑化する
 岡山市は14日、JR岡山駅東口広場への路面電車乗り入れ計画で、後楽園をイメージした広場の新たなデザイン案を明らかにした。路面電車の乗り場の屋根に岡山県産木材を採用するほか、軌道敷を緑化する。2018年度末をめどに正式決定する。

 案によると乗り場は、岡山藩主が休憩所として利用した後楽園の建物「流店」を基にデザイン。一方向だけに傾斜面がある片流れ屋根で、天井に県産木材を使う。軌道敷は景観の向上を狙いに緑化し、地面は落ち着いた雰囲気になるグレーとした。

 現在広場にある噴水は、路面電車が乗り入れる際に軌道とぶつかるため撤去。新たなシンボルとして、滝のように水が流れる「カスケード」を軌道北側に設置する。同じように乗り場の設備と重なる桃太郎像は軌道南側に移設する。公募でデザイナーに決まった東京の1級建築士事務所が考案した。

 この日、市内で開かれた有識者らの「あり方検討会」に市が報告した。委員からは、通行人が誤って軌道に入らないような対策を求める意見が出た。

 終了後、阿部宏史座長(岡山大大学院教授)は「岡山らしさを感じるデザインに仕上がった。駅利用者にとって安全で使いやすい広場にするため、協議を進めたい」と話した。

 今後、検討会でさらに内容を詰めた上で市が正式決定する。19年度に詳細設計に着手し、20年度中の着工、23年度の運用開始を目標としている。

(2019年02月14日 13時39分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ