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好適環境水の養殖ベニザケ初出荷 岡山理科大、16日から販売

初出荷に向けてベニザケを計量する学生ら
初出荷に向けてベニザケを計量する学生ら
 岡山理科大(岡山市北区理大町)は14日、ナトリウムやカリウムなどを混ぜた人工の飼育水「好適環境水」で養殖したベニザケを初出荷した。16日から県内や首都圏の百貨店、スーパー計31店舗の売り場に並ぶ。

 第1弾として、体長40センチほどに育った約160匹を出荷。同大生命動物教育センターでスタッフと学生ら約10人が水槽のベニザケを網ですくい、計量して箱詰めした。県内では天満屋岡山店(同表町)、天満屋ストア(同岡町)の一部店舗で取り扱う。

 同大は広島県安芸太田町と協力し、2017年11月に岩手県の川で生まれた稚魚約1500匹を好適環境水で養殖。うち約1100匹が順調に育っている。重さは最大約1キロで、淡水域のみで生息する同種の個体・ヒメマスの養殖例に比べ、5倍程度にまで成長したという。

 好適環境水で育てた魚介類の出荷は11種類目。同水を開発した工学部の山本俊政准教授は「高水温になじめず、病気にかかりやすいベニザケを養殖できたのは画期的。刺し身などにして、ぜひ味わってほしい」と話した。

(2019年02月14日 11時23分 更新)

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