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真備・高馬川堤防で本復旧工事 岡山県、6月中旬までに完了予定

本復旧工事が始まった高馬川堤防の決壊箇所=倉敷市真備町箭田
本復旧工事が始まった高馬川堤防の決壊箇所=倉敷市真備町箭田
 岡山県備中県民局は、倉敷市真備町地区を流れる高馬川の堤防で、西日本豪雨により決壊した箇所の本復旧工事を始めた。出水期を迎える今年6月中旬までに完了させる予定で、12日に現場を報道陣に公開した。

 区間は、小田川との合流点から60メートルにわたる両岸。計画では、小田川堤防の高さに合わせるため平均約30センチかさ上げするほか、堤防の下部を約8メートル拡幅して補強する。川側ののり面は、遮水用の鋼製矢板を打ち込み、コンクリート護岸を整備。外側は石を敷き詰めて透水性を高め、堤防内にたまった水を抜く工法を取り入れる。

 本復旧は9日に開始。仮復旧で積み上げた大型土のうを撤去する準備作業を進めており、撤去後に堤防の盛り土を行う。工事に伴い、土地の買収や賃借が必要な地権者は5人という。

 県は緊急治水対策事業で、決壊箇所を優先して実施する。高馬川全体の工事は合流点から上流の780メートル区間で、2023年度の完了を目指している。

 この日は小田川堤防工事(高梁川との合流点から上流3・4キロ地点の左岸)の進捗(しんちょく)も国土交通省岡山河川事務所が説明した。今年6月末の完了見通しという。

(2019年02月12日 13時32分 更新)

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