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岡山市「ケンコー大作戦」展開へ ポイントため健康に 19年度開始

岡山市「ケンコー大作戦」展開へ ポイントため健康に 19年度開始
 岡山市は12日、市民の健康寿命の延伸や医療費の抑制を狙いにした健康ポイント事業「おかやまケンコー大作戦」を2019年度に始めると発表した。フィットネスジムの利用といった健康的な活動に取り組んだ市民に、景品に交換できるポイントを付与する。事業の運営に、民間資金を社会的な課題解決に生かす手法を同市では初めて採用し、22年度まで実施する。

 ジム利用のほか、減塩・栄養バランスの良い弁当を買ったり、健康関連のカルチャースクールに参加したりすると、専用のカードにポイントがたまり、商品券などと交換できる仕組み。市内在住か在勤している35歳以上が対象。ジム、スーパー、飲食店など現時点で25社がサービスを提供する。

 事業費を民間から調達する「ソーシャル・インパクト・ボンド」(SIB)の手法を導入する。10年に英国で始まり、国内10例目という今回は「PS瀬戸内株式会社」(岡山市北区表町、石原達也社長)が中間支援組織となり、企業や市民から出資を募る。

 各年度に1万5千人の利用者を確保し、体格指数(BMI)を改善するといった目標を設定。市は成果に応じた事業費をPS瀬戸内に支払い、同社は出資者に元本を償還し、配当を分配する。総事業費は3億7千万円で、SIBを活用した事業では国内最大という。

 会見した大森雅夫市長は「市民は健康になり、企業は一定の利益を目指しながら社会貢献できる。併せて医療費の抑制にもつなげたい」と述べた。

 市は15日から参加者を募る。問い合わせはコールセンター(0570―004―006)。

(2019年02月12日 13時17分 更新)

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