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ヨーカドー福山 20年の歴史に幕 最終日の営業終えセレモニー

買い物客を前にあいさつする土田店長(中央)
買い物客を前にあいさつする土田店長(中央)
 流通大手セブン&アイ・ホールディングス(HD、東京)と地場流通大手イズミ(広島市)の業務提携により閉店が決まっていたイトーヨーカドー福山店(福山市入船町)が11日、最終日の営業を終え、20年の歴史に幕を下ろした。今後はイズミが運営を引き継ぎ、初夏にオープンを予定する。

 店内に約1カ月間設置されたボードには「ありがとう」「思い出のたくさん詰まったお店」など買い物客らのメッセージがずらりと掲示された。福山市の会社員男性(53)は「子どもが小さい時に初詣を終えた足で福袋を買いに来た思い出があり、さみしい」と眺めていた。

 閉店後の午後8時半ごろから正面出入り口でセレモニーがあり、大勢の客を前に土田英樹店長が「20年にわたり皆さまとともに歩んできた。買った商品を見た時や近くを通った時に、ここにヨーカドーがあったことを思い出してほしい」とあいさつ。従業員が頭を下げる中、シャッターが閉じられた。

 同店は1999年4月、大型商業施設・ポートプラザ日化の東棟に開業。運営する同HD傘下のイトーヨーカ堂は、2016、17年に倉敷、岡山市の店舗を相次いで閉店しており、福山店は中国地方最後の店舗だった。

 同プラザ西棟では天満屋ハピータウンポートプラザ店が営業している。

(2019年02月12日 11時42分 更新)

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