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真備の防災士ら備えの大切さ訴え 津山でセミナー、豪雨体験話す

被災地での体験を通して防災士らが備えの大切さを訴えたセミナー
被災地での体験を通して防災士らが備えの大切さを訴えたセミナー
 「被災地支援に取り組む人と組織の交流セミナー」(岡山県、岡山NPOセンター主催)が2日、津山市大田のグリーンヒルズ津山リージョンセンターで初めて開かれた。昨年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町地区で活動した防災士らが、体験を通じて被災前の準備の必要性を説いた。

 津山市や岡山県鏡野、勝央町の住民やNPO関係者ら約30人が参加。防災士の太田裕之さん(53)=倉敷市真備町地区=は、避難所運営を担った。平等で衛生的、安全な場所にするため、高齢者や妊婦といった災害弱者の把握、自治会の発足などに取り組んだことを説明し「支援者と被災者が同じ認識を持つため、災害が起こる前の役割分担、仕組みづくりが必要」と訴えた。

 ボランティアセンターで情報提供を担当したスタッフは、ホームページ開設や会員制交流サイトなどの活用が支援の効率化につながったと紹介。救護班の看護師は、医療専門職が必要な情報を得るためには住民の協力が重要と説明した。津山市連合町内会佐良山支部長の掛水光男さん(65)は「避難所の運営など災害時の大変さが分かった。日ごろの準備に地域でどう取り組むか考えたい」と話した。

 セミナーは次回、瀬戸内市で開かれ、来年度も継続される予定。

(2019年02月03日 00時31分 更新)

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