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岡山天文博物館 改装後の入館好調 18年4~12月、既に年間突破

リニューアルに合わせ宇宙をイメージした壁画が施された岡山天文博物館。入館者数は好調に推移している
リニューアルに合わせ宇宙をイメージした壁画が施された岡山天文博物館。入館者数は好調に推移している
 2018年3月末にリニューアルオープンした岡山天文博物館(浅口市鴨方町本庄)の入館者数が好調に推移している。18年度の4~12月は計約1万9200人に上り、例年1万5千人程度という年間の入館者数を既に突破。博物館は「天文のまち・浅口のPRに向け、さらに魅力を高めたい」としている。

 改装では最新鋭のプラネタリウムを導入したほか、展望デッキや地元土産の販売スペースを新たに設けた。外壁には宇宙をイメージしたデザイン画もあしらっている。17年9月に着工し、事業費は計約2億2千万円。

 リニューアル後の月別入館者数は、西日本豪雨に伴う臨時休館があった7月こそ1279人と17年度と比べ9%増にとどまったが、他の月は前年度比(9~12月は16年度比)242~44%増と好調だった。博物館は「観光客や久しぶりに訪れたという地元の人たちが増えているようだ」とみている。

 博物館は、口径1・88メートル反射望遠鏡を備えた現在の国立天文台岡山分室が開設された1960年に開館。老朽化が進んだことや、近くにアジア最大級となる口径3・8メートル光学反射望遠鏡を備えた京都大付属岡山天文台の建設計画などもあり、市が二つの望遠鏡をまちおこしの起爆剤に活用しようと、リニューアルを計画した。

 今後は1・88メートル反射望遠鏡を使った観望会を市と博物館の主催で開催する計画もあり、粟野諭美館長は「京都大とも連携を深めながら、天文に親しめる催しの充実を図っていきたい」と話している。

(2019年01月23日 14時04分 更新)

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