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日本原での迫撃砲訓練再開を承認 津山と奈義の演習場対策委員会

81ミリ迫撃砲の実弾射撃訓練を再開することを承認した津山市の日本原演習場対策委員会
81ミリ迫撃砲の実弾射撃訓練を再開することを承認した津山市の日本原演習場対策委員会
 昨年11月、陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場(滋賀県高島市)で81ミリ迫撃砲を誤射し、車などを破損する被害を出した事故を受け、陸自日本原演習場(津山市、岡山県奈義町)で中止していた81ミリ迫撃砲の実弾射撃訓練について、津山市と奈義町の演習場対策委員会は21日、臨時会を両市町でそれぞれ開き、ともに訓練再開を承認した。次回訓練は2月7~15日の数日間を予定している。

 津山市の委員会(14人)は市勝北支所(同市新野東)であり、日本原駐屯地側は、射撃実施部隊(4人)の分隊長が照準器に誤った方角の数値を入力するよう指示した上、射場指揮官らが安全点検を怠ったことなどが事故原因と報告。迫撃砲の周囲に線を引いて射撃範囲や方角を限定することや、正しい点検位置で実施するといった再発防止策を掲げた。

 委員からは「2カ月で再開するのは、事故を軽く考えていないか」「日本原演習場は民家が近いだけに事故がないように」との意見が出されたが、訓練再開を了承した。

 同駐屯地によると、日本原演習場では81ミリ迫撃砲弾を使った訓練を2008年度から年に10~15日間実施している。訓練は全国の他の演習場でも順次始まる見通し。

(2019年01月21日 12時47分 更新)

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