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ドラマ「料理人ワタナベ」ロケ 神石高原で開始、住民らも出演

ラーメン店「丈」で行われたドラマ「料理人ワタナベ」のロケ
ラーメン店「丈」で行われたドラマ「料理人ワタナベ」のロケ
スタッフと演出の確認などを行う主演の池内博之さん
スタッフと演出の確認などを行う主演の池内博之さん
 広島県神石高原町がロケ地の一つとなっているインターネット配信ドラマ「料理人ワタナベ」(全10話)の町内での撮影が21日始まった。エキストラでの出演や炊き出しなど住民もボランティアで全面的に協力し、地域を挙げてドラマの完成を後押しした。

 ドラマは、妻殺しの罪を着せられた天才料理人亘鍋が各地を逃亡しながら、行く先々で新たな食材や人と出会い、騒動を繰り広げるコメディータッチの作品。ロケ地に手を挙げた全国5市町で各2話(1話約25分)ずつ撮影が進められ、すでに京都府京丹後市など3市は終わり、神石高原町は24日まで。26日からは福岡県北九州市で行う予定。

 この日の撮影は午前7時半にラーメン・中華店「丈」(同町坂瀬川)で始まり、グルメな刑事役の岸谷五朗さん(54)らに交じって地元アマチュア劇団「やまなみ劇団」のメンバー3人も居合わせた客として出演。俳優陣、制作スタッフ約30人が何度もリハーサルを繰り返すなど緊張感が漂った。

 観光施設・神石高原ティアガルテン(同町上豊松)では、主人公の亘鍋を演じる池内博之さん(42)ら主要キャストが勢ぞろいし、小雪がちらつく寒さの中、迫真の演技をみせていた。池内さんは「神石高原は空気が澄んでいて、星もきれい。ただ、コンニャクなどおいしい食べ物が多く太らないかと心配。撮影自体は順調なので期待してほしい」と話した。

 ドラマ撮影を巡っては、協力する町が2017年度の予算にスタッフの宿泊費など計700万円を計上。昨年2月の撮影が予定されていたが、制作側の都合で約1年遅れでのスタートとなった。入江嘉則町長は「ようやくとの思い。完成後は町の活性化に役立てたい」と話した。

 ドラマは動画サイトで3月中に世界配信する予定。同下旬には町内で試写会の開催を計画している。

(2019年01月21日 10時06分 更新)

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