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倉敷の仮設入居者にジーンズ贈る 児島の繊維業者ら取り組み

ジーンズを受け取る被災者(手前左)=昨年12月22日、倉敷市船穂町柳井原の柳井原仮設団地
ジーンズを受け取る被災者(手前左)=昨年12月22日、倉敷市船穂町柳井原の柳井原仮設団地
 西日本豪雨の被災者を支援するため、倉敷市児島地区の繊維業者などが、市内に6カ所ある建設型仮設住宅にジーンズを贈る取り組みを進めている。

 縫製や洗い加工といったジーンズ作りに必要な工程を担う業者や、下津井地区の社会福祉協議会などがプロジェクト委員会を組織。事前にウエストや股下のサイズなどを記入してもらうはがきを送り、裾直しをした上で渡す。大人向けのみで1世帯当たり1本まで。3月まで行う予定。

 被災者の「癒やし」につながればと、ジーンズのパッチには「184」の数字をデザインした。ジーンズのほかに、真備町地区特産の竹の模様を入れたデニム製の袋も贈る。

 柳井原仮設団地(同市船穂町柳井原)では昨年12月22日、ジーンズ縫製・高木ソーイング(同市下津井吹上)会長の高木塩見さん(79)らが訪れ、申し込みのあった30人ほどにジーンズを渡した。真備町地区の自宅が被災した男性(81)は「衣服はどうしても不足しがち。児島で買ったジーンズを持っていたが、水に漬かりはけなくなっていたのでありがたい」と笑顔を見せた。

 高木さんは、東日本大震災やネパール大地震の際にも同様の活動を行っており「児島から被災地に何ができるかを考えた。一人一人にあったジーンズを届けたい」と話している。

(2019年01月17日 05時38分 更新)

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