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高梁・川上で「とんど祭り」 吉備国大生も練り歩く

とんどを載せた山車を引きながら掛け声を上げる学生と住民
とんどを載せた山車を引きながら掛け声を上げる学生と住民
 高梁市川上町高山市で14日、江戸時代に起源を持つとされる「とんど祭り」が開かれた。地元住民や祭りを盛り上げようと参加した吉備国際大(伊賀町)の学生計約30人が、みこし状に仕立てたとんどを山車に載せ、地区内を練り歩いた。

 とんどは細い竹の棒に短冊を付けた「やなぎ」やえとの亥(い)を描いた絵をスギの葉やわらなどで作った土台に高さ約5メートルにわたって装飾。地元住民らは学生6人とともに高山市コミュニティハウス(川上町高山市)を発着点に引いて歩いた。

 「弥高ムスメは働きものよ 嫁にするなら弥高ムスメ」といった軽快な音頭に乗って、引き手たちは「アラ、ヨーホイ、ヨーホイ、ヨーイヤナ」と掛け声を上げた。

 帰着後は地元住民や今年新成人になった学生の計6人でとんどに点火し、炎であぶった餅を味わった。同大2年男子(20)は「住民と一つになって貴重な祭りを体験できて楽しかった」と話した。

 祭りは江戸時代初期に福山藩から伝わったとされ、戦後に途絶えたものの、旧高山小児童が1996年に復活。2004年からの休止を経て、地元住民が08年から参加者を募りながら再開している。

(2019年01月16日 10時24分 更新)

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