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可搬式オービスで速度取り締まり 県警が通学路や住宅街で活用へ

新装置は「ゾーン30」といった狭い道での活用を視野に入れている
新装置は「ゾーン30」といった狭い道での活用を視野に入れている
 岡山県警は今月中旬、スピード違反を取り締まる新装置「可搬式速度違反自動取り締まり装置(可搬式オービス)」を導入する。少しの路肩幅があれば設置でき、違反が見過ごされがちだった通学路や住宅街といった狭い生活道での取り締まりが可能になる。中国地方では島根県警に次いで2番目。

 県警交通指導課によると、可搬式オービスは高さ52センチ、幅26・5センチ、奥行き38センチの箱型で、三脚上に固定して路肩に設置する。車の速度をレーザーで測定し、速度超過があると運転手の顔とナンバープレートを自動的に撮影する仕組みという。

 これまでの速度取り締まりは、車の速度を計測した直後に警察官が停止させる方式で、違反車両を誘導できる一定のスペースが必要だった。また、取り締まりには警察官が平均3、4人で当たっていた。

 新装置では、運転手に後日、違反が連絡されるため、取り締まり時に違反車両の停止スペースを確保する必要はなく、警察官は1人でも使用可能。県警は通学路をはじめ、歩行者らが交通事故に遭う危険性が高い生活道で、制限速度を30キロに規制した「ゾーン30」といった狭い道での活用を視野に入れている。1台1080万円(約半分は国補助)で購入した。

 同課は「オービスを警戒して速度が抑えられれば事故防止につながる。もちろん、オービスがなくても安全運転を心掛けてほしい」としている。

(2019年01月08日 14時20分 更新)

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