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山口准教授の岡山短大4月復帰を 弁護団が運営法人に協議申し入れ

教壇復帰への思いを語る山口准教授(奥の右から2人目)
教壇復帰への思いを語る山口准教授(奥の右から2人目)
 視覚障害を理由とする事務職への配置転換の無効などを求める訴訟で勝訴が確定した岡山短大(倉敷市有城)の山口雪子准教授(53)の弁護団が15日、岡山市内で報告会を開き、来年4月からの教壇復帰に向けて、短大を運営する学校法人原田学園に協議を申し入れていることを明らかにした。

 弁護団によると、11月下旬の最高裁判決確定後、学園からは来年度からの教壇復帰について、判決で触れられていないため直ちに受け入れられず、授業編成を決める教授会の判断に委ねると文書で回答があったという。

 水谷賢弁護士は「授業復帰は学園側の合理的配慮などで実現できると判決は認定しており、復帰を認めないのは新たな差別だ」と強調。山口准教授は「障害があってもみんなで支え合い、すてきな社会になることを教壇で伝えたい」と支援者ら約40人に語った。

 支援者らは17日に厚生労働省と文部科学省を訪れ、教壇復帰の実現に向けて尽力するよう各大臣宛ての要請文を渡す予定。

(2018年12月15日 12時21分 更新)

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