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豪雨断水で新見市が浸水対策説明 かさ上げや止水壁を整備へ

草間台簡易水道施設の浸水対策を示した新見市の地元説明会
草間台簡易水道施設の浸水対策を示した新見市の地元説明会
 7月の西日本豪雨と9月の台風24号に伴う高梁川などの増水によって、2度にわたり断水した草間台簡易水道施設(新見市唐松)の浸水対策に関する市の地元説明会が7日夜、土橋の土橋交流センターで開かれ、市は電気設備のかさ上げや止水壁の整備を来年の梅雨時期までに行う考えを示した。

 施設は、高梁川と小坂部川の合流部付近にあり、西日本豪雨時は水位が1・74メートルに達した。浸水対策として高圧受電設備は、やぐらを組み2・5メートルかさ上げする。ポンプなどがある電気室は、周辺に同じ高さのコンクリート製擁壁を新たに設ける。ろ過池や浄水池も周囲の壁を高くする。総事業費は概算で約3500万円。

 説明会には断水した草間、土橋、足見地区の総代ら約40人が出席。浸水対策への問いのほか、河川の浚渫(しゅんせつ)を求める声があり、池田一二三市長は県への要望状況を説明した上で「緊急性が高い箇所の浚渫は来年の梅雨までに完了するよう求めていく」と述べた。

 河本ダム(金谷、1964年完成)の放流操作を担当する県高梁川ダム統合管理事務所、小阪部川ダム(上熊谷・唐松、55年完成)の高梁川用水土地改良区による説明もあり、ダムへの流入量はともに西日本豪雨時が稼働以来最多、台風24号時が3番目だったとした。 

(2018年11月09日 08時22分 更新)

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