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軒先で石回し五穀豊穣願う 津山で「亥の子」シーズン

家庭を回り、亥の子歌を歌いながら大きく石を引き回す子どもたち
家庭を回り、亥の子歌を歌いながら大きく石を引き回す子どもたち
 旧暦10月の亥の日に行うとされる伝統行事「亥の子」のシーズンを迎え、津山市中心部で4日、子どもたちが各家庭の軒先で石を回すなどして五穀豊穣(ほうじょう)や子孫繁栄を願った。

 亥の子は、子どもたちが軒先で「亥の子歌」を歌いながら縄を付けた亥の子石を地面に打ちつけるという作州地域に伝わる行事。近年は、子どもが集まりやすい亥の日前後の休日に行う地区が多い。

 この日は、津山西スポーツ少年団の10人と応援で初めて参加した佐良山スポーツ少年団の6人が、西小学区の鉄砲町や安岡町など9地区で実施。4班に分かれて約500軒を訪ねた。軒先にコンクリートが増えたため、石を打ちつけるのではなく、大きく引き回しながら「いーのっこ、いっのこ、いのこのよーさ…」と元気な声を響かせていた。

 佐良山小6年男子(12)は「知らない行事だったけど、やってみて楽しかった。これからも参加したい」と話した。

 4日は、同学区の新屋敷地区の子どもたちも町内を回った。3日は河辺小学区の日上地区で行われた。今後、鶴山小学区の勝部地区(10日)、西小学区の笠松地区(23日)、河辺小学区の国分寺地区(24日)でも予定されている。

(2018年11月06日 09時48分 更新)

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