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豪雨被災地課題の解決へセミナー 岡山でボランティアら意見交換

被災地が直面する課題などを話し合う参加者
被災地が直面する課題などを話し合う参加者
 西日本豪雨の被災地支援の在り方を考えるセミナーが28日、岡山市内であった。甚大な浸水被害に見舞われた倉敷市真備町地区などで支援に当たるボランティアら岡山県内外の約30人が参加し、被災地が直面している課題を踏まえ、解決策を話し合った。

 参加者は小グループに分かれて討議。被災者の移住による地域コミュニティーの分散▽みなし仮設住宅避難者への情報提供▽ボランティアの不足―などの課題が挙がり、「住民が気軽に集まれるイベントを開催しては」「ボランティアや各団体が情報を共有し、より効果的な支援につなげるべき」といった意見が出ていた。

 豪雨の発生直後から支援に携わる団体の事例紹介もあり、一般社団法人「ピースボート災害ボランティアセンター」(東京)は真備町地区での避難所の運営支援や炊き出しの様子を発表した。

 被災家屋の解体や消毒に取り組むボランティアグループの男性(29)=真備町地区=は「支援団体同士のつながりが重要だと感じた。ほかの団体とも協力していきたい」と話していた。

 セミナーは、阪神大震災を機に発足した連携組織「震災がつなぐ全国ネットワーク」(事務局・名古屋市)が主催。被災地の復興や防災に役立てるため、各地を巡回する「移動寺子屋」の一環で企画した。

(2018年10月28日 13時04分 更新)

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