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三菱自水島、断続的操業続く 部品メーカーは安定供給に努力

3日ぶりに操業を再開した三菱自動車水島製作所
3日ぶりに操業を再開した三菱自動車水島製作所
 西日本豪雨の発生から13日で1週間。岡山県内の経済には復旧の動きが広がってきた。

 三菱自動車水島製作所(倉敷市水島海岸通)は12日、操業を3日ぶりに再開。昼夜2交代でフル操業した。13日は生産ラインを休止し、14、15日は休業日。16日の操業は未定。

 自動車の部品は約3万点といわれ、一つでも欠ければ完成できない。このため同製作所は6日以降、従業員や部品メーカーの被災状況、物流の停滞を総合的に勘案し、断続的に操業。完全な回復には時間がかかるとみられ、引き続き操業の可否を随時判断する方針。

 部品メーカーは安定供給に努めている。

 ゴム部品製造の丸五ゴム工業(倉敷市上富井)は、同市真備町地区の加工外注先が被災したため内製化。道路事情が悪く、原材料や燃料の入荷が遅れることもあるという。藤木達夫社長は「工程に若干遅れはあるが、何とか生産を続けている」と話す。

 県南部の部品メーカーは、豪雨の影響で社員の1割が出勤できない状況だが、「三菱自動車水島製作所の稼働率が落ちており、納期は守れている」と同社幹部。ただ、同製作所の操業が不安定なため「半日でラインを止めるなど、非効率な生産状況が続いている」といい、安定操業を望んでいる。

(2018年07月12日 12時32分 更新)

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