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豪雨で休校、矢掛の小中学校再開 学びやに子どもの歓声戻る

授業が再開し、笑顔を見せる子どもたち=川面小
授業が再開し、笑顔を見せる子どもたち=川面小
 西日本豪雨の影響で臨時休校していた岡山県矢掛町内の小中学校が12日、授業を再開し、学びやに子どもたちの歓声が戻ってきた。浸水被害が大きく、校舎が使えない中川小(同町本堀)の児童46人は、川面小(同町西川面)に移って授業を受けた。

 川面小の体育館で顔合わせ会があり、両校の教職員と児童計137人が集合。川面小の勝間光洋校長が「中川小の皆さんは自分の学校だと思って勉強したり、遊んだりしてほしい」と呼び掛け、児童たちは互いに向かい合って「よろしくお願いします」とあいさつを交わした。

 授業は小学校ごとに別々に行い、中川小の児童は理科室や音楽室などで授業を受けた。豪雨によって教科書を紛失した児童もいるため、3、4年生のクラスではこの日、ゲームなどを楽しみながら友達や先生との再会を喜びあった。同小4年文屋絢さんは「たくさんの友達と会えてうれしい」と笑顔を見せ、中川小の片づけを手伝ったという同小4年守屋結人君は「自分たちの学校が早く元通りになってほしい」と話していた。

 町内の小中学校は19日に1学期の終業式があり、夏休みに入る。

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 井笠地域では、浸水被害に見舞われた笠岡市北川地区の北川小も通学路の安全が確保されていないなどの理由で9~11日に休校し、12日に学校を再開した。他の公立小中学校は9日に休校し、10日から再開している。

 浅口市の公立小中学校は9日から通常通り。井原市、里庄町の公立小中学校は10日から再開している。

(2018年07月12日 09時49分 更新)

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