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新見でアテツマンサクの花が見頃 私設植物園で黄色くかれんに咲く

見頃を迎えているアテツマンサク
見頃を迎えているアテツマンサク
 新見市の市花アテツマンサクが、大佐小阪部の私設植物園「まんさく園」で見頃を迎えている。黄色いかれんな花が来園者たちの目を楽しませている。

 アテツマンサクは、植物学者の牧野富太郎が1914年に新見市内で発見し、阿哲地方にちなんで命名。新市発足3周年の2008年に市花に決定した。中国地方の石灰岩地を中心に広く分布しているが、里山の荒廃などにより減少傾向にあり、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧に分類されている。

 同園(1ヘクタール)のアテツマンサクは今年、寒波の影響で咲き始めが例年より1週間程度遅かったものの、寒さが和らいだ2月中旬から一斉に開花。15日までが見頃という。

 一方、園内に約1500本あるアテツマンサクは年々枯死する木が増え、現在は1割程度が開花。管理する農業柴田光政さん(80)=新見市=は「数は少なくなっているが花たちは懸命に咲いている。季節の花を見て心を和ませてほしい」と話している。入園無料。問い合わせは柴田さん(090―9509―5251)。

(2018年03月10日 06時44分 更新)

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