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めぐりん新路線で八晃運輸が声明 市場活性化とサービス向上が目的

めぐりん
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 岡山市内で循環バス「めぐりん」を運行している八晃運輸(岡山市中区倉益)は2日、市中心部と東区西大寺地区を結ぶ新路線(1周23・9キロ)の開設に関して、「市場活性化と利用者のサービス向上が目的」などとする声明を発表した。

 声明文は成石敏昭社長名。中国運輸局から2月8日に開設認可された新路線への参入理由を「健全な競争により市場を活性化させ、より充実したサービス提供を行うことにほかならない」と説明している。

 市中心部100円・それ以外250円とした運賃設定は「格段割安でもなく、不当な競争を引き起こす恐れはないと判断され、認可された」とした。

 新路線は両備ホールディングス(HD、同市北区錦町)など両備グループ2社の既存路線と競合。両備HDは黒字路線に新規参入されれば、減収が見込まれ、赤字路線が維持できなくなるとして、岡山県内31路線の廃止届を同運輸局に提出した。

 これについて八晃運輸は「コメントすべき立場ではない」とした上で「黒字路線で赤字路線をカバーする事態が行き過ぎれば、黒字路線の利用客は、自由競争が行われていない条件下では、不当に高い運賃を負担する事態に陥る」との見解を示した。

 声明では、利用者が少ない特定バス路線に対する自治体の補助にも触れ、「補助金支給についても透明性を確保して改めて議論されることが必要」と主張している。

(2018年03月02日 13時41分 更新)

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